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2013.09.19
第64回
何事も経験することが大切(後編)
2012.07.18
第63回
何事も経験することが大切(前編)
2012.05.16
第62回
等価交換は止めましょう(後編)
2012.04.18
第61回
等価交換は止めましょう(前編)
2012.03.21
第60回
巻き込む力と巻き込まれる力(後編)
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検証屋稼業
第61回 等価交換は止めましょう(前編)

皆さんが何かサービスを受けたり、商品を購入するとき対価を支払います。

金額と自分が求めているものが合えば、それを支払い、手に入れます。

また、アルバイトをしたときはどうでしょうか。
あらかじめ決められた仕事と場所で、そこにいた時間を
支払う企業と受け取るあなたが納得した上で成り立っています。

これは言わば「等価交換」ですね。

例えば、自分にその能力が無い場合、
どなたかにお願いすると言うのもそれかも知れません。

ビジネスもそのような考えで動いていることがほとんど。

しかし、私はこれはちょっと違うな、と思っています。

◆エンターテインメントでは

私は、エンターテインメント、等価交換がほとんどだと思っています。

ごく稀に等価交換ではないこともありますが。

私の主観ですが、例えば、映画は、
金額を払った分だけの満足があれば私はいいと思っているのです。

つまり、等価交換で楽しいし、幸せを感じることができると言うことですね。

これ、酷く悪い言い方をすれば、暇つぶしになれば全然構わない
と言えるかも知れません。

私はエンターテインメントのほとんどに、この等価交換の期待をしていると言えます。

しかし、映画でも、ものすごく共感できて、感動して、
金額以上の満足を得て、とても豊な気持ちになれることがあります。

これは映画の内容もそうですし、映画館のサービスがそう思えるのかも知れません。

そうなると、これは確実に等価交換をしたとは思えないのです。

それは「とても得をした」、そんな気持ちになります。
もちろんすごく良い印象ですね。

◆本物の芸術に触れる

私、柄に似合わず、彫刻とか仏像とかの造形物を鑑賞するのが大好きです。

芸術や美術。
これは、当然一定のコストを払い拝観するものがほとんどです。
そして、それで触れられるのは、本物としての迫力であったり、
自分の感性を刺激するものであったりするのです。

これは、私はエンターテインメントとは少し異なる感覚だと思っています。

そう、初めから等価交換とは思っていないのです。

コストは当然負担するのですが、等価だとは思っていません。
もちろん「適切なコスト」という考え方はあります。

しかし、そこで受ける感動は、代え難い物です。
それがあるから、等価交換とは思っていないのです。

しかし、これはエンターテイメントと異なりその作品だけではなく、
受け手の自分もある程度レディであることが求められます。

エンターテインメントは、受け手にとって分かりやすいものになっていますが、
芸術や美術というのは、ほぼ自分の感性で決まってしまうのです。

いくら提供する側が価値の高いものを提供していても、
それを感じられなければ、感動もなければ、もちろん等価交換ですらないのです。

自分の準備が出来ている必要があるということではないでしょうか。

◆価値はどこにある?

自分が見つけたり、自分が感じるセンサーを高めることなどで、
自分が価値を見つけることが出きるはずです。

そう、そう考え、行動することで価値が見出せ、
それは等価交換の考え方では絶対に見つけられない価値でもあります。

等価交換での価値は分かりやすいものです。労力、時間、原価などなど。

分かりやすく、目に見えるものです。

ITの仕事に置き換えると、どうなんでしょうか。

例えば派遣の場合。対価は時間。
これは、等価交換となります。
一定のスキルで、一定の作業をしていれば全く問題ありません。

お客様も、出す金額ぐらい働いて欲しいという考え方がほとんどです。

しかし、これをサービスとか、請け負うなんて考えると違ってくると思います。

これは等価交換ではなく、お客様は何か期待しています。

そして、これは受ける側、私たちがお客様に対しても考え方が
変わってくると思っています。

そう、やるだけやったんだから、
お金をもらうことが当たり前だと思っていてはいけないのです。

仕事という機会を与えていただいた事に
多いに感謝する必要があると思っています。

そして、お客様にはそれ以上の物を提供し、
感動や感謝されるような仕事を考えなくてはいけません。

SPPS 岡田篤彦

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